070.『CONCERT !!』April

『CONCERT !!』



2009.04.11 (SAT)
19:00-21:00
VENUE:con tempo (北千住)
FEE : 500JPY
GUEST : カール・ストーン
LIVE : 安澤洋, 大和田俊+庄子渉, 杉本喜洋
PA : 佐藤尚

北千住にあるオルタナティヴ・スペースcon tempo (コンテン
ポ)では、09年よりスペースとしての活動を本格的に開始
します。その一環として、多彩なゲストとテーマ設定のもとコンサート
やシンポジウムを開催していく予定です。
コンサート第一回目は、カール・ストーン氏をゲストに迎えます。

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カール・ストーン
1953年ロサンゼルス生まれ。69年から75年にかけてカリ
フォルニア芸術大学にてモートン・スボトニックとジェームズ・テニー
に学び、72年から専ら電子音楽/コンピュータ音楽の作曲
に取り組む。80年頃より、それまでの
電子機器に完全制御された作品から、一回生/ライブ性の強い作
品へと作風を変化させ、85年以降はMacintoshと他のデジ
タル機器との組み合わせによる様々な音響/音楽語法の可能性を
追求。デジタル・サンプリング/プロセッシングを大胆に導入し、独自
サウンド・テクスチャアとグルーブ感を持つ音楽を創り出している。
www.sukothai.com

安澤洋
北海道生まれ。東京藝術大学在籍。高校在学中よりサンプリングと編集
による音楽の制作に取り組む。2007年、プライベートスタジオ
おっとり舍を立ち上げる。
「ラジオ、スピーカー、窓のための『自然光』」(初演:
2008.12.20-21@千住 Art Path 2008)記録というものの動態を探
り、実験することは今日的な試みである。音楽における記録の一つとし
て録音媒体があげられる。楽譜がこれから音楽を生み出す母胎だとする
なら、録音媒体は固着した、いわば音楽の屍体である。生命力に漲る音
楽は、客観的になることを許さない。しかし、屍体となった音楽はただ
の物であり、客観的 になることも主観的になることも、無限大
にそれを許容する。それを規定するのは他 でもなく音楽外のも
の、たとえばそれと聴取者との関係性、あるいはそれが聴かれる場の作
用などによる。中略。死んだものはすべて、生きているものの意識の中
で完全に復活する。

大和田俊+庄子渉

大和田俊
1985年栃木県生まれ。音響を用いた作品の制作をおこなう。現在、東京
藝術大学音楽環境創造科に在籍。

庄子渉
1987年生まれ仙台市出身。音楽を通して時間と空間に展開していく人間
の創造性や即興性をテーマに作曲や即興演奏を研究、実践している。現
在、東京藝術大学音楽環境創造科在籍。

今回演奏する「連続」は昨年十月に大和田俊(コンピュータ)、庄子
渉 (ピアノ)によって初演された。マイクロフォンによって接
続された二 つの楽器は互いに解釈をしあい、それぞれの「延
長」としてふるまう。 今回は二台のコンピュータによるバー
ジョンを演奏する。

杉本喜洋
1988年石川県生まれ。5歳からピアノを学び、高校在学中に作曲
をはじめる。3月に安野太郎作「音楽映画」第6番、
7番に出演。

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con tempo
東京都足立区千住緑町3-1-28 おっとり舍
北千住駅より徒歩15分
www.ottr.cc/con_tempo
info@ottr.cc