072. つづく

つづく

2009.04.26(sun) 17:00-23:00
venue : warter (www.warter.biz)
door : ¥1,500 (w/1-drink)
genre : electronica
presented by : おっとり舍インタラクティブ (www.ottr.cc)


LIVE : 大和田俊+庄子渉, 縮図, Taps Work, リリカル・リリィ
DJ : Arni Kristjansson, shuichi morizono aka oZoN, Toshiomi Yamaguchi

access : warter
千葉県柏市南柏1-13-14オクナンビル1F
04-7145-0150
南柏駅(JR常磐線各駅停車/東京メトロ千代田線直通)より徒歩1分

大和田俊+庄子渉
今回演奏する「連続」は昨年十月に大和田俊(コンピュータ)、庄子渉(ピアノ)によって初演された。
マイクロフォンによって接続された二つの楽器は互いに解釈をしあい、それぞれの「延長」としてふるまう。
今回は二台のコンピュータによるバージョンを演奏する。

縮図
どーも。諸葛亮孔明です。こないだ渋谷で満漢全席食ってきたわ。えーっと、知っての通り、即興です。
岸洋子】【佐藤公哉】【霜村佳広】【竹内英貴】【安澤洋】と集まりまして、なんかやろうと思っています。
竹内さんおらへんねんけど、縮図は縮図です。オーソドックスにメルカトルで行こうかと思っています。メルカトル?
はいえーっと。すまぬ!なにをやるかはそんとき!すまめすまめ!はいそれでは。

Taps Work
2008年舎展@銀座ギャラリー58から始動。 糖尿病の脅威を乗り越え、MPCとともに音楽の新天地を目指す。 日々精進。

リリカル・リリィ
スーパーポップ・ツインヴォーカル・ユニット。ギザギザのロックナンバーからガーリ
ィなテイストに至るまで、万国様式を取り入れ取り違え取り乱れつつ、リリカル・リリ
ィは誰かの心の岸辺に咲くでしょう。ジルベルト(vo,key)、ゆりりん(vo,key)
http://lyri-lily.jugem.jp

Arni Kristjansson
ア イスランド出身。15年のキャリアを持ちdubstep, broken beat, disco/boogieなどを中心にプレイするDJ。東京でdiscoとboogieを中心としたイベント「Boogie in Motion」を開催した他、多数のイベントに出演を予定している。
http://www.myspace.com/arnikristjans

shuichi morizono a.k.a oZoN
中学校の音楽の授業でThe Beatlesに出会い音楽に興味を持ち始める。
高校時には吹奏楽部でSaxophoneを始め音楽的な指向を深め、
大学では津軽三味線と言う日本の伝統楽器に挑戦し、数々の舞台を踏みつつ更に表現者としての指向を深める。
その傍らで、色々なclubに遊びに行きつつ様々なDJに刺激を受け、2006年春ごろからDJ活動を始める。
現在は、過去の多岐にわたる経験を活かしながら南柏waRterで働きながら、自分だけの心のこもった音を目指して、club musicを勉強中。

Toshiomi Yamaguchi (Areion Lounge)
1996年、ダンサーとしてのキャリアをスタート。
2001年まで都内を中心に数々のメディア/クラブ等でパフォーマンスしていた。
その後は音楽シーンから一度離れグラフィックデザイン等に没頭。
2006年にDJとしてのキャリアをスタートさせる。
誰を師事する事なく独自の見解のみで技術を高め、2006-2008年においては国内の様々なクラブ/レイヴパーティーでプレイ。
得意とするロングミックスから生み出される、どこか癖のあるグルーヴは
ダンスミュージックの素晴らしさを最大限に引き出している。
そのミックスセンスは国内外のトップアーティストからも賞賛を得ている。
今日までに確実にファンを増やしている事からも今後が楽しみなDJと言えるだろう。
www.nanoroom.net

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071. con tempo シンポジウムシリーズ

『絵画を再起動する』 Rebooting Painting


千葉雅也(批評家) × 池田剛介(美術家)

司会 大山エンリコイサム

企画・運営 大山エンリコイサム |石塚つばさ
日時 2009年4月26日 日曜日 18時開始
料金 ¥500
場所 con tempo 北千住

※シンポジウム終了後、簡単なパーティを行います。ぜひご参加ください。

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北千住にあるオルタナティヴ・スペースcon tempo (コンテンポ)では、09年よりスペースとしての活動を本格的に開始します。その一環として、多彩なゲストとテーマ設定のもと、シンポジウムを開催していく予定です。

シンポジウム第一回目のテーマは『絵画を再起動する』。現在、絵画はアートマーケットの主な投資対象の一つであり、アートフェアやギャラリーにおいては、多様な趣味に対応すべく様々なイメージ群が提供されています。しかしそもそも近代的な観点において絵画は、イメージや主題といった不純物をはぎ取った後に残る何かへと形式的に還元してゆく運動を展開したと考えられていることも事実です。互いに排斥しあうこれらの傾向が二項対立の図式に陥っているとするならば、これこそが絵画をめぐる思考にフリーズ状態をもたらしているとも言えるでしょう。

一方で情報環境の整備が進む今日、あらゆる生産物は様々なデータの束として常に再編成されうる、という見方は強まりつつあります。このような状況をふまえ、絵画を要素=データの集積物と見做し、分割と再編成の反復運動の網目の中で捉えなおすこと。真っ白なキャンヴァスの上に絵筆を置くことで輪郭と色を持った筆致が出現する、このような「出来事性」のもとで語られてきた絵画の捉え方とは異質なこれらの論点について、批評家と作家双方の視点から語って頂きます。

フリーズ状態にある絵画を再起動し、新たなパースペクティヴを編成しなおすための徹底討議。

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■千葉雅也

1978 年生まれ。哲学・表象文化論ジル・ドゥルーズを軸とした20世紀フランス思想、ヨーロッパとアメリカにまたがる「人間性以後」(ポストヒューマン)の思 想、および美術と音楽の哲学)。東京大学グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター」 PD研究員、高崎経済大学非常勤講師。主な論文=「輪郭を救うこと、文字通りになること----ジル・ドゥルーズの美学と哲学における超越論的変形をめ ぐって」『表象』第二号(表象文化論学会/月曜社、2008年)、「彼岸のエコノミー----ドゥルーズマゾッホ紹介』再読:デリダマラブーのフロイ ト解釈と比較しつつ」『現代思想』第36巻15号(青土社、2008年)など。


池田剛介

1980 年生まれ。美術家。東京藝術大学大学院修了後、文化庁新進芸術家在外研修員としてアメリカ留学。個展に「GoldfishPicture]」(ヴォイス ギャラリー pfs/w、京都、2006年)。主なグループ展=「ヴィヴィット・マテリアル」(東京藝術大学、東京、2008年)、「混沌から躍り出る星たち 2007」(Spiral Garden、東京、2007年)、「Salad Days」(Artists Space,New York, 2006年)、「ImaSelection<表現の水際>」(ZAIM、横浜、2005年)、「Re-materialize」(東京藝術大 学大学美術館 取手館、2005年)など。

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