032. 上映会の模様

2008年02月16日
032. 上映会の模様
こんにちは。おっとり舎です。
先日、2月14、15日に行いました
アントニオ・ネグリ関連の映画上映会の模様です。


14日、山谷―やられたらやりかえせ
(佐藤満夫、山岡強一監督作品)の上映。

山谷とは台東区清川、日本堤あたりの旧名。
ドヤ街の日雇い労働者についてのドキュメンタリー作品です。
ほかに、横浜寿町、大阪釜ヶ崎の日雇い労働者についても扱っています。

ウィキペディア











前編後編二時間ほどの上映のあと、
当時を知る方々を交えてのトークを行いました。
非常に重厚な内容。

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15日は、ラボルド・クリニックでの一日、という記録映像。
舞踏家・田中泯が精神病院の庭でパフォーマンスを行っているものを
記録した映像です。
のち、ネグリを読む上での重要なキーワードとなる「帝国」についての
参考となる映画の上映会も行いました。

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15日、観客として来てくださってた櫟原文夫さん。
生まれも育ちも千住の方です。





NPO法人 芭蕉おくのほそ道ネットワーク 千住文化普及会の
代表理事をされています。

おっとり舎から徒歩5分ほどのところに
遊学庵というスペースを設けて、松尾芭蕉のこと、千住の文化についての
勉強会を開かれているそうです。
せっかく近いので、ということで上映会のあと
池田さんほか3人でおじゃまする運びとなりました。

遊学庵には千住の昔がしのばれる写真の数々。
櫟原さんからもいろいろと、興味深いお話を伺いました。









櫟原さんのブログはこちらです。

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先日、大量に発行をいたしました、舎報 No.2。
なかなか売れ行きは好調です。(無料)







月末にまた違った趣旨の、映画の上映会も企画しています。
日本大学芸術学部の学生による作品の上映です。
このブログでもまたお知らせをいたしますので、
ぜひお誘いあわせの上お越しください。

以上、庶務の柳沢がお送りいたしました。